ナラコの書き溜め置き場

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電人ザボーガーレビュー

原作は「スペクトルマン」などを手掛けた特撮会社ピープロ。そしてその会社が手掛けたのが1974年に制作された「電人ザボーガー」である。
そして時は流れ2011年にこれの現代版として制作されたのがこの映画である。
監督は「デッド寿司」「おいら女蛮(2006年版)」等を手掛けた井口昇氏。
ザックリとした感想としてはザボーガーのリメイクと言うか程ではあるもののもろ完全に井口作品と化している印象だった。
私事ながら原作の特撮は見たことはあるのだが、原作ぶっ壊してる所はぶっ壊れてはいるものの割と原作のオマージュのシーンがあるため変な声が出てしまった。
また井口節全開な下やドギツ目のネタがあるのにも関わらず、昭和特撮特有の熱さであったり、熟年期編の大門や新田達駄目なオッサンの哀愁など割と良いシーンもあるのが正直ズルいと思った。なんだかんだいってエンターテイメントとしては割と面白かったので、酒でも飲みながらワイワイ楽しめるタイプの映画ではあると思う。