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龍が如く7のレビュー

龍が如く7レビュー

☆☆☆☆★ 星4つ

今回からは新たに一番と言う主人公に変わりゲームシステムも新たになったと言う触れ込みであったが、主人公の一番は結構好きだった。それに桐生ももうだいぶ良い歳ではあったため、世代交代としては割とベストなタイミングではあったと思う。
そしてゲームシステムが通常のアクションではなくRPGに近い作りなのは正直最初はやりずらかったが、慣れていくうちに楽しめたので良かった。また必殺技などではRPGだからこそ、ファンタジーマシマシでありながらもそこらへんは龍が如くだなと思わせる作りに出来上がってたのは純粋に感動した。
そして全シリーズ通して裏社会が舞台でありながらヤクザにしろマフィアにしろ憎めないキャラや愛嬌があるキャラを生み出せてしまうのは流石龍が如くだなと思った。システムやキャラは変われど根っこにあるものは全然変わりはしないのだなと思い凄く嬉しかった。また唯一難点をあげるとすれば、正直ブリーチジャパンの作りはどうかと思った。世間で大口を叩くだけの正義の味方気取りと言うのは、わりと見かけるし、小笠原の話も割と筋は通ってたし、見る目はあったものの、肝心の正義の味方気取りである久米などブリーチジャパンの職員達のキャラのディティールが雑なのが残念だったというより、実際に正義の味方気取りでもそう言う「正義」とか「自由」を表立っては言ってはいないケースが多いため、ただ正義の味方気取りを悪役にしたいだけの作りにしか見えない。そこらへんはもっとがんばって欲しかった。そこらへんを除けば結構楽しめるゲームで、ストーリーもシリーズとしては割と独立した話なので龍が如く初めての方でも素直にオススメ出来る作品ではあると思った。